玉川総合支所

玉川総合支所は、世田谷区内に５箇所設置されている総合支所の１つで、玉川地域の区役所の役割を果たしています。旧庁舎の建物（１９６７年築）が築５０年を超えて老朽化したことから解体・改築され、２０２１年１月１２日に新庁舎がオープンしています。

旧庁舎は第一庁舎と第二庁舎の２つに分かれており、第二庁舎には等々力出張所が入っていましたが、新庁舎は地上５階・地下１階建ての１つの建物となりました。また等々力出張所は「くみん窓口」に一体化されたため廃止されています。

世田谷区の総合支所は、同じ建物に入るくみん窓口と共に、区役所の本庁に行かずとも行政上の手続きの多くが行える場所です。住民登録や印鑑登録、住民票の取得といった良く利用するサービスから、区民相談室での相談や予防接種やがん検診の相談まで、幅広い行政サービスを提供しています。

玉川総合支所は、東急大井町線・等々力駅のすぐ前に位置しており、１階には定員３８８名を収容可能な玉川区民会館（愛称: 玉川せせらぎホール）のホールやカフェが入り、４階には区民会館の５つの集会室も入ります。

駐車場は地下１階に２８台分用意されており、利用は１０分１００円となっています。なお、総合支所への申請や相談に来た場合は、駐車サービス券を窓口でもらうことができます。

新庁舎は旧庁舎と同じ敷地内にあります。旧庁舎は２０１７年に解体を開始しており、その間玉川総合支所の業務は、等々力仮設庁舎、二子玉川仮設庁舎、玉川総合支所分庁舎に分かれて行なわれていました。解体・改築工事は、新型コロナウイルスの影響もあり当初の予定より約半年遅れの２０２０年１０月に完了しました。

庁舎の面積は、総合支所約７３００平方メートル、区民会館約２０００平方メートル、駐車場など約１８００平方メートルの延べ合計約１万１０００平方メートルとなります。旧庁舎は、第一・第二庁舎、分庁舎、区民会館、第一・第二駐車場合わせて延べで合計約８７００平方メートルだったため、約１．２倍以上の大きさとなりました。

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