営業時間: 10:00 - 18:00(入館は17:30まで)
向井潤吉アトリエ館は、洋画家・向井潤吉が、アトリエ兼住居を晩年に美術館へと改修した後、約660点の作品と共に区へと寄贈し、1993年7月に世田谷美術館の分館として開館した美術館です。
民家の画家として知られた向井潤吉(1901-1995)は、1901年に京都市で生まれ、1933年に世田谷区弦巻にアトリエを構えました。第二次世界大戦終戦後の1945年以降、日本全国を旅しながら、40年以上にわたって各地にある草屋根の古い民家を描き続けてきました。世田谷の地では1933年にアトリエを構えて以来、亡くなるまで60年以上にわたって活動を続けており、世田谷美術館の設立にも大きな助力を行なっています。
アトリエ兼住居は1度焼失したものの、1962年に再建されました。現在のアトリエ館は、これを美術館へと増改築したもので、1969年に岩手県一関から移築された土蔵も残ります。アトリエ館の周辺は閑静な住宅街が広がっていますが、その中にあるアトリエ館では、四季折々の風景を楽しめる緑あふれる庭も備わっています。
建物は2階建てとなっており、展示室は2階にあります。向井潤吉のアトリエと住居を当時のまま残しているため、エレベーターなどは設置されていません。またミュージアムショップも併設されています。展示会は年に2回の入れ替えで行なわれています。
アトリエ館がある弦巻は、世田谷区の中央部近くに位置しており、住宅街が広がっています。アトリエ館の向かい側には、世田谷区立駒沢中学校があります。鉄道の最寄り駅は、東急・田園都市線「駒沢大学」駅となり、徒歩で約10分ほどとなります。来館者用の駐車場はありません(障害者用は2台あり)。
住所: | 東京都世田谷区弦巻2-5-1 |
郵便番号: | 154-0016 |
電話番号: | 03-5450-9581 |
鉄道1: | 東急田園都市線 駒沢大学駅 徒歩10分 |
鉄道2: | 東急世田谷線 松陰神社前駅 徒歩17分 |
バス1: | 東急バス 駒沢中学校 徒歩3分 |
バス2: | 東急バス 駒沢三丁目 徒歩3分 |
スポット名: | 世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館 |
よみがな: | せたがやびじゅつかんぶんかんむかいじゅんきちあとりえかん |
料金: | 一般: 200円、大高生: 150円、65歳以上・中小生: 100円 |
定休日: | 月曜日(月曜日が祝・休日の場合は翌日)、展示替え期間、年末年始 |
築年: | 1993年 |
駐車場: | 一般用は無し。障害者用は2台あり |
ホームページ: | http://www.mukaijunkichi-annex.jp/ |