せたがやPayとは?使えるお店やお得なキャンペーンは?

せたがやPayの公式ホームページ
2021年2月20日から開始される「せたがやPay」。今回は、開始直前のこのサービスについて、「せたがやPay」とは何か、どこで使えるのか、お得なキャンペーンは何かなど、気になる点をまとめて紹介します。(本記事は2021年2月16日時点の情報となります。)
目次
せたがやPayとは
「せたがやPay」は、世田谷区内にある商店街の組合連合である「世田谷区商店街振興組合連合会」が発行するデジタル商品券(地域通貨)であり、世田谷区内の加盟店舗で利用可能なキャッシュレス決済です。
地域振興のために世田谷区が支援しており、これまで紙で発行していた「プレミアム商品券」の役割も担う「デジタルプレミアム付区内共通商品券」として、キャンペーンも展開しています。
利用するためは、スマートフォンに専用アプリをインストールした後チャージし、加盟店に設置されている二次元コード(QRコード)を読み取って決済を行います。
システムは、フィノバレーが開発したデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を利用しており、これまで岐阜県飛騨・高山の「さるぼぼコイン」や、千葉県木更津市の「アクアコイン」などでも同じシステムが利用されています。
どこで使えるの?
商店街のお店で利用可能、大手チェーン店はほとんどない
利用できるのは、せたがやPayに加盟している世田谷区内の店舗のみです。地域振興が目的のデジタル商品券のため、基本的には商店街の店舗が加盟しており、開始時点では大手スーパーや家電量販店、ファースフードのチェーン店などはほとんど含まれていません。
2021年1月24日時点では、429店舗で利用可能となっています。チェーン店でも商店街にある一部の店舗では利用できますが、現状で名前があるのはメガネストアー、啓文堂書店などだけです。
将来的には、区内約4,000店舗で利用可能とすることを目指しているそうです。
コンビニはセブンイレブンのみ
コンビニで利用可能なのは、当初はセブンイレブン(一部)のみとなっています。これは次の項で説明するチャージ可能なのがセブン銀行ATMとなっているためかもしれません。
現時点ではローソンやファミリーマート、ミニストップは利用可能店舗に含まれていません。
チャージ方法は
チャージは、全国のセブン銀行ATMでのみ可能となっています。
セブン銀行ATMは、セブンイレブンやイトーヨーカドーなど、全国に約2万5,000台設置されていますが、クレジットカードなどを使ったアプリだけで完結するチャージには対応しておらず、セブン銀行以外のATMからのチャージもできません。
お得なキャンペーンは
最も気になるのは、お得なキャンペーンではないでしょうか。世田谷区では、開始に合わせていくつかのキャンペーンを用意しています。
チャージ額の30%プレゼント「地元のお店応援キャンペーン!」
まずは、チャージ額の30%がプレゼントされる「地元のお店応援キャンペーン!」です。
3月4日から先着順でチャージ額の30%がプレゼントされます。プレゼントを受けられるチャージ上限額は1人3万円となっており、最大で9,000ポイントがチャージバックされることとなります。
予算は総額2億円となっており、この予算に達し次第、終了となる予定です。
なお気をつけたいのは、このキャンペーンは開始前に「抽選応募」の形でも募集が行われていました。この抽選に当選した人のチャージ期間が2月20日から2月28日までとなっていることもあり、応募者以外も対象となるチャージは3月4日から開始となっている点には注意が必要です。
飲食代の20%還元「飲食店応援キャンペーン」
区内の飲食店で「せたがやPay」を利用して決済すると、決済額の20%のポイントが付与されます。付与されるポイントの上限は1人6,000ポイントとなっています。
期間は2月20日の開始時から3月19日までとなり、こちらも予算上限に達した場合は終了となります。還元されたポイントの有効期限は3月31日までとなります。
飲食店応援キャンペーン第2弾
区では、飲食店応援キャンペーンの第2弾となる10%還元を4~5月に予定しています。
せたがやPayの最新情報は
せたがやPayに関する最新情報は、公式サイト(https://setagayapay.com/)で確認する事が出来ます。
なお、発行は区外在住の人でも可能となっており、対象年齢は16歳以上となっています。