東急・三軒茶屋駅から徒歩7分ほどの場所にあるのが下馬図書館です。八角形の建物が特徴的な建物で、こどものひろば公園内に位置しています。
資料数は8万7,338点と、16ある世田谷区立図書館の中では11番目の数となっています(2024年3月31日時点)。ただ、世田谷区立図書館の中では初めてカセットの取扱を開始した館でもあり、音響資料の数は5,238点と、中央図書館(9,018点)に次ぐ2番目の多さとなっています。
建物は地上3階、地下1階となり、面積は中央図書館を除いた区内の地域図書館の中では、3番目の大きさです。一般利用が可能なのは地上の1~3階です。
世田谷区立図書館の中では、地下を除いて地上で3フロアに分かれている館は唯一であり、3階には閲覧席も用意されています。館全体では49席の閲覧席があります。
2022年4月からは、指定管理者制度による管理運営が始まりました。それに合わせて新サービスもスターしており、「はっぴぃハンドメイド製品」の展示・販売や、図書除菌機やデジタルサイネージの導入、カラーコピー機の設置が行われています。
頼朝コーナーが設置
1階は児童書や雑誌コーナー、2階には小説や文学、家庭・芸術書といった一般書籍、3階には医学から歴史や宗教、科学などの専門書があります。
トイレは1階と2階にあり、2階には事務室も置かれています。
図書館から徒歩10分ほどの場所に、源氏ゆかりの神社である駒繋(こまつなぎ)神社があることから、源頼朝に関する図書を集めた「頼朝コーナー」が設置されています。
駒繋神社は、前九年の役では源義家・頼義父子が、1189年の奥州合戦では、頼朝が戦勝祈願をした神社であり、奥州から鎌倉への帰路で頼朝が馬を繋いで参拝したと言われていることが、その名前の由来にもなっています。
下馬の地名の由来自体も、頼朝に関連しています。下馬は、かつて存在した「馬引沢村」から分かれた「下馬引沢」が略された呼び名です。馬引沢村は、奥州合戦の時、頼朝の馬が沢に落ちて死に、その馬を埋めた場所であることが、由来と言われています。
休館日は毎月第2木曜日
下馬図書館の休館日は原則毎月第2木曜日となっており、その他特別整理期間や年末年始(12月29日~1月3日)が休館となります。開館時間は9時~19時となります。
1980(昭和55)年5月に開館しており、2013年9月~2014年3月にかけて改修工事を行っています。
公園内に立地しており、また児童図書の貸出比率も高いことから、親子向けの屋外おはなし会や絵本づくりなど、子ども向けの事業も積極的に展開しています。公園が隣接していることで、落ち着いた環境にある図書館でもあります。
世田谷区内の図書館には公衆無線LANが導入されており、下馬図書館はギガらくWi-Fiが利用できる館です。駐車場は、車椅子用も含めて設置されていません。
住所: | 東京都世田谷区下馬2-32-1 |
郵便番号: | 154-0002 |
電話番号: | 03-3418-6531 |
鉄道1: | 東急田園都市線 三軒茶屋駅 徒歩7分 |
スポット名: | 世田谷区立下馬図書館 |
よみがな: | せたがやくりつしもうまとしょかん |
定休日: | 毎月第2木曜日、年末年始、特別整理期間 |
築年: | 1980年 |
駐車場: | 無し |
Additional Features
ホームページ
https://libweb.city.setagaya.tokyo.jp/contents?4&pid=55
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