世田谷246ハーフマラソン
日時
2025年11月09日
8:30
場所
駒沢オリンピック公園
カテゴリー
2006年に、区内大学の箱根駅伝での活躍や健康マラソン30回を記念して始まった世田谷区のハーフマラソンは、2025年で20回目となります。第3回大会からはハーフマラソンが日本陸連の公認コースとなっており、東京マラソンの提携大会でもあるため、エントリー者の中から抽選で「東京マラソン2027」の出走権も与えられます。
定員は昨年・一昨年の1,800名から2,000名に拡充され、昨年200名から300名に増加した「ふるさと納税」による寄附金枠は、400名に拡充されています。以前は健康マラソンとして5km、2kmが行われていましたが、2021年からは行われていません。2025年からは新しく「障がい者ランナー」部門も追加されています。
小学生~高校生を対象として行われていたタイムトライアルには、従来の800m(小学1~4年生/小学生と保護者)と1600m(小学5年生以上)に加えて、高校生相当以上も参加可能となる5000mが追加されました。
大会名の246は、コースである国道246号線の246です。駒沢オリンピック公園の陸上競技場が出発・ゴールとなっており、駒沢オリンピック公園を出たのち、246号線を南西に進み二子玉川まで進んだのちに野川沿いに北西に進み、砧浄水場で折り返し、多摩川沿いのサイクリングコースを東南に進み、二子玉川緑地運動場や二子玉川駅も超えてさらに多摩川沿いの多摩堤通りを南下、目黒通りから北上し、駒八通りを通って駒沢オリンピック公園に戻ってきます。
コースは世田谷区内の南部だけを通るため、区内の景色をいろいろ見ながら、という感じではありません。高低差は約40メートルで、5kmまでがおおむね下り、15kmからが上りとなっています。
毎年抽選が行わるほど応募者は多く、近年は定員が拡充されていますが、それ以前の倍率は大体5~6倍程度と言われており、都内でも人気のマラソンとなっています。
毎年ゲストランナーも多数出走していますが、2025年は毎年出場している川嶋伸次さん、2018年まで出場し2021年から再び出場している入船敏さんに加えて、箱根駅伝で活躍した神野大地さんと堀尾謙介さんが参加。女性のゲストランナーでは、加納由理さん、萩原歩美さん、阿利美咲さんが参加します。
なお、2018年から定員とは別に設けられていた「寄附金エントリー」枠ですが、2021年からは定員の枠内での募集となっており、2024年にはそれまでの200名に加えて、世田谷区民向けに100名分が追加され、合計で300名に人数が増えていましたが、2025年は区民枠は無く先着順の400名に増加となっています。ふるさと納税による寄付金エントリー枠は世田谷区在住・区外在住者にかかわらず35,000円の寄附金でエントリーでき、期間は7月1日~9月15日となりまりす。
コース上にある駒澤大学をはじめ、箱根駅伝の参加校からも多数出走していますが、近年は箱根で強さを発揮している青山学院の選手が多く参加し、箱根駅伝に向けたメンバー選考の場ともなっています。2014年は藤川拓也、2015年は中村祐紀と、箱根駅伝出場の主力選手たちが優勝。2016年、2017年も日本人トップは鈴木塁人(2位)、林奎介(3位)と青学の選手でした。
2018年大会は、優勝がカネボウの木津晶夫、2位が2019年の箱根4区を走った青学の岩見秀哉、2019年は2020年の箱根駅伝5区区間賞の青学・飯田貴之が優勝、旭化成の山本修二が2位でした。2021年は青学のルーキー⽥中悠(2022の箱根は補欠)が優勝、2位は2022年の箱根10区で区間新記録を出した青学の中倉啓敦でした。⽥中悠は2022年大会でも2位となり、同大会の1位は地元世田谷・国士舘大学のピーター・カマウ(2023箱根は2区で9位)でした。
2023年大会は1位~3位が青学となり、優勝は⿃井健太、2位は2024年の箱根で8区区間賞の塩出翔太、3位は⽩⽯光星(2024年の箱根は補欠)でした。2024年大会も上位1~5位が青学となっており、優勝はルーキーの安島莉玖、2位は平松享祐、3位は中村海斗でした。
ハーフマラソンには130分の制限時間が設定されており、途中5箇所の関門が設置されています。部門は陸連登録者をはじめ、性別・年齢別の8部門と、オープン参加に加えて、2025年から追加された障がい者ランナー(男・女)の計11部門に分けられています。
申し込み期間は、7月1日~7月31日となっており、公式ホームページからの申し込みとなります。なお参加料はハーフマラソンが2022年までは5,500円でしたが、2023年は7,500円、2024年は10,000円に値上げとなり、2025年は区内在住者が10,000円、区外在住者が11,000円となります。タイムトライアルは、高校生相当以上が2022年までの1200円から2023年に1500円、2024年は2,000円となっていましたが、2025年は18歳以上が2,000円となります。小中学生は2023年までの500円から2024年から1,000円に値上げとなっており、2025年は小中高校生が1,000円となります。
| 名称 | 世田谷246ハーフマラソン |
|---|---|
| 日付 | 2025年11月09日 |
| 時間 | 8:30 (ハーフマラソンのスタート時間。コースにより受付・スタート時間は異なる)、荒天中止 |
| 場所 | 駒沢オリンピック公園 |
| 料金 | 参加料はハーフマラソン10000円~11000円、タイムトライアルが18歳以上2000円、小・中・高校生1000円。 |
| 公式URL | 公式ホームページはこちら |
| 主催 | 世田谷246ハーフマラソン実行委員会、世田谷区陸上競技協会 |
| お問い合わせ先 | 大会に関して: 実行委員会事務局(電話: 03-3417-2811)、申し込みに関して: エントリー事務局(電話: 0120-711-951)、障がい者ランナー部門に関して: 日本パラ陸上競技連盟事務局(電話: 03-6229-5446) |

