開館２０周年記念　清川泰次のすべて

日時
2023年10月07日 - 2024年03月10日
10:00 - 18:00

場所
清川泰次記念ギャラリー

カテゴリー

• 芸術・アート

清川泰次記念ギャラリーの2023年度第2期展覧会です。

清川泰次記念ギャラリーは、2023年11月に開館した20周年を迎えます。今回はそれを記念した展示となります。

世田谷美術館の分館として2003年に開館した清川泰次記念ギャラリーは、画家・清川泰次（1919-2000）がアトリエ兼自宅としていた建物を、世田谷区が一部改装してオープンしたものです。区民の展示の場である区民ギャラリーも併設しています。

清川は、1940年代に独学で油絵を描き始めました。その作風は時代と共に移り変わっています。

初期には、具体的な作品を作っていたものの、1951年から1954年の渡米を経験して、抽象的な表現に移り変わります。1963年から1966年の2度目の渡米を経て、白を基調に鉛筆などでグレーの線を描くスタイルに代わっています。晩年となる1990年以降は、アクリル絵具の鮮明な色彩、また三角形や矩形を用いて画面を構成するようになっています。

絵画だけで無く作品は多岐に渡り、学生時代には写真に取り組んでおり、1970年代後半以降は立体作品やデザインも手がけています。

今回の展示では、このような清川の作品の中から代表作を選んで紹介しています。また、ギャラリーの清川生前の様子や、過去に行われた収蔵展や区民ギャラリーでの活動も紹介されます。

関連企画として、区民ギャラリーでは、これまでの展覧会のポスターを一挙に展示する「清川泰次ギャラリー　20年のあゆみ」（11月1日～11月5日）が行われます。また開館20周年を記念し、来館者には「清川泰次記念ギャラリー　画家の暮らした建物（4頁）」が配布されており、11月3日、4日、5日は無料で開放されます。

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