【世田谷クイズ】1932年の東京市拡大時に選定された東京十六景、世田谷から選ばれたのは?
世田谷区が誕生したのは1932年(昭和7年)ですが、その当時の東京市は、それまでの15区だった市域に隣接する5郡82町村を編入し、世田谷区を含めて35区となりました。いわゆる「大東京市」の誕生です。
その拡張に合わせて、当時の報知新聞社が新聞刊行2万号も記念して実施したのが、「新東京八名勝」の投票でした。事前に選定委員によって選ばれた候補に対して、1932年8月11日から9月10日の間一般投票が行われ、選定されました。当時東京市の人口が約500万人だったのに対して、投票には890万通が集まり、非常に関心が高いイベントだったそうです。
この時、世田谷区からは「世田谷豪徳寺」「瀬田玉川の丘」「奥沢の九品仏(浄真寺)」の3箇所が候補地として選ばれました。いずれも八名勝には選ばれなかったものの、合わせて選ばれた「十六景」に、このうちの1つが選ばれています。では、その十六景に選ばれたのはどこでしょうか?