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世田谷区の野球場一覧

野球場

世田谷区には区立施設を中心に複数の野球場があります。区内にある野球場を一覧で紹介します。

世田谷区の野球場の種類

世田谷区内にある一般利用可能な野球場は、大きく分けて4つの種類があります。

1つ目は、大蔵運動場など、区立のスポーツ施設にある野球場です。2つ目は、世田谷公園など、区立公園にある野球場です。3つ目は、民間企業と区が提携し、区立施設と同様に提供されている施設です。4つ目は都立公園にある野球場です。

また本記事では、野球場ではありませんが、区立小中学校の校庭のうち、野球目的での利用を受け入れて貸し出されている学校も紹介します。

区立スポーツ施設の野球場

大蔵運動場(総合運動場)

大蔵運動公園の中にあるスポーツ施設で、「総合運動場」の名前でも親しまれています。隣接する大蔵第二運動場と合わせて、区のスポーツ施設の中心的な役割を果たす場所です。

施設は1966年に開設。大蔵運動公園は翌年に開園しています。陸上競技場や体育館など、多くのスポーツ施設が集まっています。

野球場は、センター93m 両翼77.5mの球場が1面あり、照明も付いています。観覧席も380席備えています。

施設名 区立大蔵運動場
住所 〒157-0074 東京都世田谷区大蔵4-6-1
アクセス 東急バス「区立総合運動場」徒歩1分
東急バス「NHK技術研究所」徒歩5分
東急・小田急バス「成育医療研究センター」徒歩5分
野球場面数 人工芝1面(センター93m 両翼77.5m)
利用料金 2時間4,020円(平日)/ 2時間4,740円(土・日・祝日)
利用可能時間 6:30~21:00
※12月~3月は6:30~8:30の使用は不可
利用目的 軟式野球(大人、少年、リトルリーグ)、ソフトボール
照明時間 4、5、8月: 18:00~
6、7月: 19:00~
9、10、2、3月: 17:00~
11、12、1月: 16:00~
駐車場 119台(入出庫可能時間: 6:00~21:30 / 30分100円)
利用資格 けやきネットでの団体登録が必要
予約方法 けやきネットから

二子玉川緑地運動場

多摩川の河川敷に広がる広大な運動場です。かつて読売新聞による「読売飛行場」があった場所で、1972年に閉鎖された後運動場となっており、現在の二子玉川緑地運動場は1987年に開設されました。

敷地面積だけで見ると、大蔵運動場の2倍以上の広さがあり、2面のサッカー場と3面の少年サッカー場の他、サッカーやラグビーなどができる球技場もあり、区内でも最大の敷地面積を持つ運動施設です。

野球場は、内外野天然芝で両翼約80メートルの野球場が6面あり、ほかに、原則中学生以下の利用が可能で、少年団体は無料となる少年野球場が3面あります。

施設名 二子玉川緑地運動場
住所 〒157-0077 東京都世田谷区鎌田1-3-5
アクセス 東急・小田急バス「吉沢」下車すぐ
東急バス「三角公園」下車すぐ
野球場面数 内外野天然芝6面(両翼約80メートル)、少年野球場3面(内外野天然芝)
利用料金 2時間1,860円(平日)/ 2時間2,180円(土・日・祝日)
※少年団体が少年野球場を利用する場合は無料。
利用可能時間 9:00~17:00(12~2月は10:00~16:00)
利用目的 軟式野球(大人、少年)、ソフトボール ※少年野球場は原則中学生以下のみ
照明料金
照明時間
駐車場 282台(開門時館: 8:30~17:00 ※土日祝日のみ30分100円)
利用資格 けやきネットでの団体登録が必要
予約方法 けやきネットから

多摩川緑地広場

多摩川の河川敷に位置する広大な緑地広場に整備された運動施設です。場所は世田谷区と大田区にまたがる形となっており、両区から委託を受けた多摩川緑地広場管理公社が管理しています。

管理公社の住所は世田谷区となっていますが、国からの占有許可面積は、世田谷区が約2.62万平方メートルに対して、大田区が約7.87万平方メートルと大田区側の方が広くなっています。

スポーツ施設は1978年に竣工。4面の野球場と1面の少年野球場、2面のサッカー場、17面のテニスコートがあり、総合運動場や大蔵第二運動場を上回る数のスポーツ施設数となっています。

野球場は硬式野球場のA、Bと、軟式野球場のC、Dの4面に、少年野球場1面の計5面があります。区内では数少ない硬式野球が可能な野球場が設置されています。

元々多摩川緑地広場の野球場(硬式野球場A面)は、読売巨人軍の2軍が本拠地・練習場の「巨人軍多摩川グラウンド」として利用していた場所です。1955年~1998年まで巨人軍のグラウンドとして使用されており、かつては多くのスター選手も練習をしていました。

A~Dの4つの野球場はいずれも大田区内に位置しており、少年野球場のみが世田谷区側にあります。

施設内には西側と東側の2箇所に駐車場がありますが、野球場のA、B面には、東側の「河川敷駐車場」の方が近いです。C、D面はほぼ中央付近にあり、少年野球場には、西側の「有料駐車場」が近くなります。なお「河川敷駐車場」の方が収容台数は多いですが、開設は土日・祝日のみとなっています。また料金はいずれも30分100円です。

施設を管理しているのは「多摩川緑地広場管理公社」となり、他の区の運動施設とは異なるため、予約方法がけやきネットを通したものでない点にも注意が必要です。利用料金も区立の運動施設より安くなっています(A面を除く)。

施設名 世田谷区多摩川玉堤広場(大田区側は大田区立多摩川田園調布緑地)
住所 〒158-0087 東京都世田谷区玉堤1-5-1
アクセス 東急バス「玉川温室村」下車すぐ
野球場面数 硬式野球場2面、軟式野球場2面、少年野球場1面
利用料金 B~D面: 2時間1,300円(平日)/ 2時間2,600円(土・日・祝日)
A面: 2時間6,000円(平日)/ 2時間12,000円(土・日・祝日)
少年野球場: 無料(※利用は小学生以下の団体のみ可能。)
利用可能時間 A・B面: 9:00~17:00
C・D面、少年野球場: 6:30~8:30、9:00~17:00
照明料金 照明無し
駐車場 48台(入出庫可能時間: 6:00~17:30 / 30分100円)、75台(土日祝日のみ、8:30~17:30 / 30分100円)
利用資格
予約方法 土日・祝日はハガキでの受付。平日は電話もしくは窓口での受付。

区立公園の野球場

世田谷公園

区内でもトップ10に入る大きな面積を持つ区立公園で、中央の噴水広場やミニSLでも知られています。1959年に開園しました。

スポーツ施設は1971年に竣工。公園の西半分がスポーツ施設となっており、西端に野球場があります。他にも、洋弓場やテニスコート、スケートボート広場、夏季に利用可能な屋外プールなども備えています。

野球場は、人工芝対面式が2面あります。人工芝のため金属製のスパイクの利用は不可となっており、高反発バットの使用も出来ません。

またこの野球場はサッカー場としても利用されており、冬季(1月21日~3月15日)はサッカー利用が優先されます。優先期間以外は、野球場が2面とも空いている日はサッカー場としての利用が可能となっています。

施設名 区立世田谷公園
住所 〒154-0001 東京都世田谷区池尻1-5-27
アクセス 東急バス「自衛隊中央病院入口」下車すぐ
東急田園都市線「池尻大橋駅」徒歩18分
野球場面数 軟式野球場2面
利用料金 2時間4,020円(平日)/ 2時間4,740円(土・日・祝日)
利用可能時間 6:00~21:00
利用目的 軟式野球(大人、少年)、ソフトボール
照明料金 1時間3,300円
照明時間 4月1日~5月10日: 18:00~
5月11日~8月10日: 19:00~
8月11日~9月19日: 18:00~
9月20日~11月4日: 17:00~
11月5日~1月7日: 16:00~
1月8日~3月6日: 17:00~
3月7日~3月31日: 18:00~
駐車場 33台(入出庫可能時間: 5:40~21:20 ※4月~11月、6:40~21:20 ※12月~3月 / 30分100円)
利用資格 けやきネットでの団体登録が必要
予約方法 けやきネットから

こどものひろば公園

東京100年記念祭事業の一環により、世田谷区内の小学校から募集された「子どもの遊び場プラン」から設計された公園です。世田谷公園とは三宿通りを挟んで近隣に位置しており、1973年に開園しました。

公園は西側が「山の公園」、東側が「川の公園」として、それぞれテーマに沿って整備されています。

子どもたちにより考えられた遊び場ということで、スカイウェイや噴水、立体迷路、トリデなど、子どもが遊べる特徴的な設備が整備されています。

スポーツ施設は公園西側の少年野球場のみとなり、1面があります。こちらの野球場は1980年に開設されました。少年野球場は軟式少年野球用となり、利用は小学生以下の団体に限られますが、無料で予約可能です。

なおけやきネットのガイドブックでは、世田谷公園の説明内に、こどものひろば公園の少年野球場の内容もまとめて掲載されているので注意が必要です。

施設名 区立こどものひろば公園
住所 〒154-0002 東京都世田谷区下馬2-31-4
アクセス 東急バス「自衛隊中央病院入口」下車すぐ
東急田園都市線・世田谷線「三軒茶屋駅」徒歩15分
野球場面数 軟式少年野球場1面
利用料金 無料 ※利用は小学生以下の団体のみ可能。予約は2時間単位。
利用可能時間 9:00~17:00
利用目的 軟式野球(少年)
照明料金 照明無し
駐車場 無し
利用資格 けやきネットでの団体登録が必要。小学生以下の団体のみ利用可能。
予約方法 けやきネットから

羽根木公園

北沢地域では最大の面積を持つ区立公園で、1956年に都立公園として開園した後、1965年に世田谷区へと移管されました。

広大な梅林があることで知られ、毎年2月~3月にかけては梅まつりが開催されています。園内にはプレイパークや茶室、和室もあります。

スポーツ施設は1980年に竣工しました。公園北側に野球場があり、中央付近に2面のテニスコートと球戯広場が設置されています。

野球場は、対面式で2面あり、高反発バットは使用できません。

なお少年野球(小学生以下の団体)は利用時間が決められており、毎月第2・3・4日曜日(9時~13時)、第1・3土曜日(13~17時)、毎週水曜日(15~17時)が、少年野球専用となっています。この時間は一般の団体は利用が出来なくなっており、また少年野球はこの時間以外の利用が出来なくなっています。

照明設備はないため、日没等で終了時間が早まる場合もあります。区内では電車でのアクセスが比較的良い場所とはなります。

施設名 区立羽根木公園
住所 〒155-0033 東京都世田谷区代田4-38-52
アクセス 小田急小田原線「梅ヶ丘駅」徒歩5分
京王井の頭線「松原駅」徒歩7分
東急バス「代田四丁目」徒歩7分
野球場面数 軟式野球場2面
利用料金 2時間4,020円(平日)/ 2時間4,740円(土・日・祝日)
利用可能時間 4月~9月: 6:00~19:00
10月~11月: 6:00~17:00
12月~3月: 9:00~17:00
利用目的 軟式野球(大人、少年)、ソフトボール
照明料金 照明無し
駐車場 34台(入出庫可能時間: 5:40~19:20 ※4月~10月、5:40~17:30 ※11月、8:00~17:30 ※12月~3月 / 30分100円)
利用資格 けやきネットでの団体登録が必要
予約方法 けやきネットから

玉川野毛町公園

かつて等々力ゴルフコースが存在した場所にある公園で、1956年に都立公園として開園し、1965年に区へ移管されました。園内には、東京都の史跡となっている野毛大塚古墳もあります。

なお、公園と等々力渓谷の間にあった国家公務員宿舎が廃止されたことに伴い、その跡地の一部が公園となることで、2025年現在、拡張計画が進められています。

スポーツ施設は1987年に竣工。公園の中央に野球場があり、西側にテニスコートが2面、東側には夏季のみ利用可能な屋外プールもあります。

野球場は軟式野球場が1面あり、ナイター設備はありません。

施設名 区立玉川野毛町公園
住所 〒158-0092 東京都世田谷区野毛1-25-1
アクセス 東急大井町線「等々力駅」徒歩10分
東急バス「野毛公園前」下車すぐ
野球場面数 軟式野球場1面
利用料金 2時間4,020円(平日)/ 2時間4,740円(土・日・祝日)
利用可能時間 4月~9月: 6:00~19:00
10月~11月: 6:00~17:00
12月~3月: 9:00~17:00
利用目的 軟式野球(大人、少年)、ソフトボール
照明料金 照明無し
駐車場 19台(入出庫可能時間: 5:40~19:30 ※4月~10月、5:40~17:30 ※11月、6:40~17:30 ※12月~3月 / 30分100円)
利用資格 けやきネットでの団体登録が必要
予約方法 けやきネットから

区立中学校・小学校の野球場

世田谷区内には29の区立中学校がありますが、そのうち烏山中学校を除く28の区立中学校で校庭を開放しています。

区立小学校は61校ありますが、そのうち3校でのみ、校庭を開放しています。

予約はいずれもけやきネットから行います。

区立中学校・小学校の校庭利用に関する注意

・ナイター設備があり夜間開放している校庭を除き、学校休業日のみの開放
・利用は少年軟式野球のみ(昼間の場合)
・利用料金は基本2時間640円(昼間の場合)、少年団体が利用する場合は無料
・昼間の利用時間は11:00~17:00※2時間単位で予約

校庭開放の区立中学校一覧(面積が広い順)

※学校名の横の数字は面積(単位は平方メートル)
※※弦巻中学校は校舎改修工事により2024年秋~2028年3月31日まで開放中止
※※※用賀中学校は2022年4月1日から当面の間、施設開放を中止

・砧中学校(20,345)
・桜丘中学校(11,800)
・三宿中学校(11,573)
・弦巻中学校(8,726)※※
・緑丘中学校(8,400)
・千歳中学校(8,349)
・尾山台中学校(6,961)
・砧南中学校(6,917)
・深沢中学校(6,888)
・上祖師谷中学校(6,776)
・喜多見中学校(6,536)
・奥沢中学校(6,264)
・船橋希望中学校(6,216)
・用賀中学校(6,202)※※※
・玉川中学校(6,081)
・梅丘中学校(5,900)
・八幡中学校(5,841)
・松沢中学校(5,600)
・瀬田中学校(5,500)
・駒留中学校(5,400)
・富士中学校(5,310)
・駒沢中学校(5,167)
・芦花中学校(4,572)
・桜木中学校(4,221)
・世田谷中学校(3,879)
・東深沢中学校(3,810)
・太子堂中学校(3,491)
・北沢中学校(3,090)

夜間照明が利用可能な区立中学校一覧

・上祖師谷中学校
・千歳中学校
・弦巻中学校
・緑丘中学校

・夜間の開放時間は18:30~20:30
・利用料金は2時間640円に加えて、夜間照明料1時間1,320円。夜間照明料は少年団体の場合も必要。
・夜間利用は、軟式少年野球に加えて、軟式野球(大人)とソフトボールの利用も可能
・用賀中学校の夜間開放はサッカーのみ。

校庭開放の区立小学校一覧(面積が広い順)

※学校名の横の数字は面積(単位は平方メートル)

・千歳台小学校(7,141)
・松沢小学校(3,759)
・山野小学校(2,492)

民間施設・区提携の野球場

世田谷区が、区内に施設をもつ民間企業と提携し、けやきネットを通して区民に開放している施設です。

J&Sフィールド

第一生命保険の福利厚生施設「第一生命グラウンド(相娯園)」内にあった旧相娯園野球場を、区が日本女子体育大学と共同で借り受て、区民にも開放している野球場です。

相娯園は、敷地全体では約9ヘクタールの広さがあり、1954年に第一生命が取得して同社の福利厚生施設として利用してきました。

2022年には、敷地内でスポーツ施設や分譲マンション、クリニックモール、地域コミュニティ施設などを備えた「SETAGAYA Qs-GARDEN」が開業しており、J&Sフィールドも同年4月にオープンしました。

J&Sは、「Japan Women’s College of Physical Education & Setagaya City」の頭文字から取られています。日本女子体育大学は基本的には夕方からの利用となるため、それ以外の時間が区民に貸し出されています。

野球場の他に、小サッカー場やフットサルコートとしても利用可能です。

施設名 J&Sフィールド
住所 〒157-0064 東京都世田谷区給田1-3-42
アクセス 京王京王線「仙川駅」徒歩10分
野球場面数 人工芝1面(センター86.7m ライト86.7m レフト80.0m)
利用料金 2時間4,020円(平日)/ 2時間4,740円(土・日・祝日)
※照明は1時間1,320円
利用可能時間 月・火・木・金曜: 9:00~17:00
水・土曜: 9:00~21:00
日曜: 9:00~13:00
祝日: 9:00~17:00
利用目的 軟式野球(大人、少年、リトルリーグ)、ソフトボール
照明時間 ※時期・天候状況により異なる
駐車場 施設内コインパーキング19台(8時~22時: 30分200円、22時~8時: 60分100円)
利用資格 けやきネットでの団体登録が必要
予約方法 けやきネットから

都立公園の野球場

世田谷区内には4つの都立公園がありますが、そのうち、砧公園と駒沢オリンピック公園に野球場があります。都立公園のスポーツ施設は、基本的には「都立公園スポーツレクリエーション予約システム」に登録して予約を行います。ただ、駒沢オリンピック公園の運動施設は東京都スポーツ文化事業団が管理しており、予約システムが異なっているため注意が必要です。

砧公園

砧公園は、1957年に開園した都立公園です。戦前から整備された砧緑地を前身としており、1955年~1966年の間には、東京都砧ゴルフ場も開設されていました。

ゴルフ場跡地を活用した緑地やファミリパークなど約39ヘクタールの広大な面積を持ち、園内には世田谷美術館もあります。桜の名所としても知られており、2箇所の売店も設置されています。

スポーツ施設としては、小サッカー場もあり、無料で使用できる自転車練習場のチリリン広場もあります。

野球場は、公園南東端に2面を備えており、照明も利用できます。砧公園には、有料駐車場が併設されています。

施設名 都立砧公園
住所 〒157-0075 東京都世田谷区砧公園1-1
アクセス 東急バス「砧公園緑地入口」徒歩1分
東急バス「区立総合運動場」徒歩1分
東急田園都市線「用賀駅」徒歩20分
野球場面数 対面式2面
利用料金 1時間1,200円(平日)/ 1時間1,500円(土・日・祝日)
※少年野球は1時間500円(平日)/ 1時間600円(土・日・祝日)
※照明は1時間1,500円
利用可能時間 9:00~21:00
利用目的 軟式野球(大人、少年)
照明時間 4、5、7、8月: 18:00~
6: 19:00~
9~3月: 17:00~
駐車場 236台(最初の1時間300円、以降20分毎に100円)
利用資格 都立公園スポーツレクリエーション予約システムでの登録が必要
予約方法 都立公園スポーツレクリエーション予約システムから

駒沢オリンピック公園総合運動場

駒沢オリンピック公園にあるスポーツ施設です。1949年に開催された第4回国体の会場として、ハンドボール場とホッケー場が建設されたのが始まりで、その後、アジア大会や国体等により施設が追加されていきました。1964年の東京オリンピックでは第2会場となり、サッカー、レスリング、バレーボール、ホッケーの各競技が行われた場所です。オリンピック後にも軟式野球場が新設されるなど、拡張されています。

なお公園事務所は世田谷区にありますが、公園の場所は世田谷区と目黒区に境にあり、東側の一部は目黒区となっています。

様々なスポーツ施設が集まっており、その内容は区内でも最大規模と言えます。2万人のスタンドを備える陸上競技場や、体育館、屋内球技場など全国大会にも使用できる施設を持ちます。他にも、2つの球技場や、硬式・軟式の2つの野球場、弓道場など合わせて12の体育施設があります。なお屋外プールの施設もありましたが、老朽化のため2011年から使用休止のままとなっています。

スポーツ施設の他に、2箇所の売店が園内にはあり、1964年の東京大会を中心とした資料を展示する東京オリンピックメモリアルギャラリー(無料)も併設しています。

野球場は、硬式1面と軟式2面があります。

硬式野球場は「駒沢野球場」とも呼ばれています。初代は1953年に当時の東急フライヤーズ(翌年に東映フライヤーズ、現在の北海道日本ハムファイターズ)の本拠地である「駒沢球場(駒澤野球場)」として開設され、数多くのプロ野球の試合や大学野球、アマチュア野球の公式戦などで名勝負が繰り広げられましたが、1964年の東京オリンピックの会場とするため、1962年に解体されました。場所は、現在の現第二球技場付近にありました。

現在の硬式野球場は、1970年に新設されたものです。施設北西端の突き出たような場所にあり、両翼91m、センター120mの広さに、3,040席の観客席も備えています。区内では最大規模の野球場であり、硬式だけでなく軟式野球でも利用可能で、高校野球や国体の都予選、少年野球大会などでも使用されています。電光掲示板とナイター設備も備えています。

軟式野球場は、東京オリンピック時の駐車場用地を転用して作られており、施設南東端に対面式で2面あります。1面は軟式野球用、もう1面は少年野球・ソフトボール用となっており、内野は黒土、外野は芝生が整備されています。ナイター設備はありません。

硬式野球場と軟式野球場で場所が正反対のような位置にありますが、鉄道の最寄り駅は東急・駒沢大学駅となります。ただいずれも駅からは少々距離があり、硬式野球場では15分程度、軟式野球場では20分程度、徒歩では離れています。

駐車場は4箇所ありますが、いずれも公園東側に集まっており、軟式野球場に最も近いのは専用駐車場と隣接している第二駐車場です。収容台数は多いですが、イベント開催時には満車になることもあるため、注意が必要です。

施設名 都立駒沢オリンピック公園総合運動場
住所 〒154-0013 世田谷区駒沢公園1-1
アクセス 東急田園都市線「駒沢大学駅」徒歩15~25分
東急バス「駒沢公園」「駒沢公園東口」「東京医療センター前」「駒沢公園西口」徒歩1分
野球場面数 硬式野球場1面(センター120m 両翼91m)
軟式野球場・対面式2面
利用料金 硬式野球場(入場料等無し): 2時間13,500円(スタンド未使用)、15,300円(スタンド使用時)
硬式野球場(入場料等有り): 2時間40,400円
軟式野球場: 2時間3,100円(1面使用の場合)、6,200円(2面使用の場合)
※電光表示装置や放送装置など、附属設備を使用する場合は別途料金が必要
利用可能時間 ■硬式野球場
1月~3月: 8:30~16:30
4月~10月: 8:30~21:00
11月~12月: 8:30~16:30
■軟式野球場
4月1日~9月の第2日曜日: 8:30~18:30
9月の第2日曜日翌日~12月末: 8:30~16:30
1月~3月: 10:30~ 16:30
照明料金 1時間5,100円(硬式野球場)
照明時間 4~10月: 17:00~21:00
駐車場 専用駐車場(61台、24時間。1時間まで400円、以降30分毎に200円、12時間最大1,600円)
きりんさんパーキング(225台、7時~23時。1時間まで400円、以降30分毎に200円、12時間最大1,600円)
第一駐車場(181台、24時間。1時間まで400円、以降30分毎に200円、12時間最大1,600円)
第二駐車場(42台、24時。1時間まで400円、以降30分ごとに200円、12時間最大1,600円)
利用資格 窓口で団体登録が必要
予約方法 東京都スポーツ施設予約システムから。機械抽選後の空き枠は、窓口でも予約可。

その他の野球場

世田谷区内には、世田谷区立や都立以外の野球場もあります。

砧野球場

世田谷区喜多見にある多摩川河川敷の土地を、目黒区が国土交通省から借りて砧野球場と砧サッカー場を運営しています。

東名高速が多摩川を超える位置にあり、ちょうど東名が東西に施設を2分するような形となっています。世田谷区内でも鉄道駅からは離れた場所にあるため、バスか車での移動が必要となります。

1968年に開設され、軟式野球場3面と少年野球場3面の野球場計6面と、サッカー場2面があり、更衣室やシャワーを備えた管理事務所があります。

野球場は、軟式少年野球場・ソフトボール野球場が施設の西端と東端に1面ずつ、少年野球のみ利用可能な軟式少年野球場が施設西側に1面、中学生・大人団体が優先となる軟式野球場が施設東側に3面あります。ナイター設備はありません。

利用するためには、世田谷区の「けやきネット」と同じようなシステムの目黒区の「目黒区施設予約システム」に登録が必要です。目黒区施設予約システムは、「区内団体」と「区外団体」に分かれて登録が可能なため、世田谷区民であっても、「区外団体」として登録可能です。

ただし、区外団体の場合は、区民団体に比べて使用料金が高くなる(砧野球場の場合は2倍)ため、注意が必要です。

施設使用者専用の駐車場が約200台分あり、無料で利用可能です。なお施設の隣には警視庁の白バイ訓練所と交通安全教育センターがあるため、施設北側の駐車場から野球場に移動するためには、一旦南端の川側に移動する必要があるため注意が必要です。

施設名 目黒区立砧野球場
住所 〒157-0067 東京都世田谷区喜多見1-12-2
アクセス 東急バス「交通安全教育センター入口」徒歩10分
東急バス「ホスピア玉川」徒歩5分
東急・小田急バス「下宿」徒歩15分
東急田園都市線「二子玉川駅」徒歩45分
野球場面数 軟式野球場3面
少年野球場3面
利用料金 ■目黒区民団体
○大人: 2時間1,050円(早朝: 6:30~8:30/4月~12月のみ)/ 2時間2,100円(普通)
○小人(高校生以下): 2時間350円(早朝: 6:30~8:30/4月~12月のみ)/ 2時間700円(普通)
■目黒区外団体
○大人: 2時間2,100円(早朝: 6:30~8:30/4月~12月のみ)/ 2時間4,200円(普通)
○小人(高校生以下): 2時間700円(早朝: 6:30~8:30/4月~12月のみ)/ 2時間1,400円(普通)
利用可能時間 1月~3月: 8:30~16:30
4月~8月: 6:30~18:30
9月~12月: 6:30~16:30
照明料金 照明無し
利用目的 軟式野球(大人、少年)ソフトボール、ティーボール
駐車場 約200台(無料、グラウンド利用時のみ開場)
利用資格 目黒区施設予約システムでの登録が必要
予約方法 目黒区施設予約システムから

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