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自然と魂 利根山光人の旅 異文化にみた畏敬と創造

公開日:2025年9月13日

日時
2025年09月13日 - 2025年11月09日
10:00 - 18:00

場所
世田谷美術館

カテゴリー


世田谷美術館で定期的に入れ替えで開催されている「企画展」、世田谷区に長くアトリエを構えて活動していた利根山光人(1921-1994)の回顧展です。世田谷美術館では30年ぶりの開催となります。

利根山光人は、メキシコとの深い関わりで知られる作家です。しかし近年、遺族の協力のもとに2019年から5年間に渡たりアトリエの調査が行われました。その結果、遺された膨大な版画やスケッチ、コラージュなどから、その関心はメキシコにとどまらず、インドや中国、中東や欧米、さらには日本各地の祭りや古墳・遺跡へと広がっていたことが明らかになりました。

今回の展示は、この調査により実現したものです。遺作と向き合うことで、時空を越えて世界を旅しているような感覚を味わえます。

展示では、油彩約50点、版画約60点、スケッチ約100点に加え、マヤ・アステカ遺跡の拓本やメキシコの収集品、記録写真などを含む、総数250点を超える作品と資料が展示されます。旺盛な好奇心と尽きぬエネルギーを原動力に創作を続けた利根山光人の軌跡を、多彩な作品を通して紹介されます。

展示は5部構成となっており、「I 初期の仕事」「II メキシコへの旅」「III 世界への旅」「IV 祭り―自然と魂への祈り」「V ひろがる創造の世界」として行われます。また特集展示として、利根山がメキシコ政府の許可を得て1960年代に収集した「マヤ、アステカ遺跡の拓本」が紹介され、利根山が蒐集していたメキシコの民族資料や民芸などのコレクションも、合わせて展示されます。

関連企画として、100円ワークショップ「生命の樹 〜アルボル デ ラ ビダ〜」(展覧会会期中の毎週土曜日13:00~15:00、100円)、レクチャー「人間讃歌の画家 利根山光人―大いなる生を描く―」(10月19日11:00~12:30)、「担当学芸員による展覧会解説(友の会共催事業)(10月25日13:30~15:00)、工房見学「絶筆石版画の公開制作―利根山光人の版画技法をひも解く」(10月5日13:00~14:30、15:00~16:30)、工房見学「絶筆石版画の公開制作―利根山光人の版画技法をひも解く」(10月11日17:30~20:00)が開催されます。

名称 自然と魂 利根山光人の旅 異文化にみた畏敬と創造
日付 2025年09月13日 - 2025年11月09日
時間 10:00 - 18:00 休館日: 毎週月曜日(9月15日(月・祝)、10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)は開館。9月16日(火)、10月14日(火)、11月4日(火)は休館)
場所 世田谷美術館
料金 料金: 一般1400円、65歳以上1200円、大高生800円、中小生500円
公式URL 公式ホームページはこちら
主催 世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
お問い合わせ先 世田谷美術館(03-5777-8600)

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