等々力渓谷

等々力渓谷
営業時間: 24時間(一部は除く)

東京23区内唯一の渓谷

等々力渓谷は東京23区内で唯一の「渓谷」として知られる場所です。都内全体でも数少ない渓谷は、1999年に東京都の「名勝」にも指定され、現在世田谷区内では唯一の都指定名勝となっています。

渓谷とは、小学館の国語辞書「大辞泉」によると、「山にはさまれた、川のある所。たに、たにま。」となっています。つまりは、「谷」とほぼ同じで、厳密な違いはないようなのですが、谷の中でも特に山に挟まれたところが渓谷とも言えそうです。

ただ、等々力渓谷の場合は山にはさまれたとは言えそうにありません。武蔵野台地の南端に位置しており、長さも約1km程の場所ですが、その形成は、水量を増した谷沢川が武蔵野台地を侵食したことによるもののです。武蔵野台地はその成り立ち上、こういった湧水に削られることも多いようです。

渓谷というとだけあり、等々力渓谷も都内とは思えないような自然に囲まれ、別世界のような場所です。にもかかわらず、最寄の等々力駅から渓谷入り口まではわずか徒歩で3分ほど、さらに、等々力駅は渋谷駅から電車で20分ほどの場所にあるため、なんと、渋谷からわずか25分ほどで到着してしまう場所にあります。

等々力渓谷の入り口までは等々力駅から多数の案内板があるため、迷わずに行けます。入り口の「ゴルフ橋」から谷沢川沿いには下流に向かって散策路が伸びており、木々に囲まれた中、川のせせらぎや鳥の鳴き声を聞きながら都会のすぐ近くでたくさんの自然と触れ合うことができます。環状八号線の高架下を通るなど、渓谷を一歩出ればそこはもう街中であるにもかかわらず、落差たった10メートルの違いだけとは思えない場所です。

途中には、等々力渓谷公園や等々力渓谷第三号横穴古墳、不動の滝などが続き、春は桜、秋には紅葉の名所として知られる等々力不動尊の入り口が渓谷南側出口近くにあります。境内に上れば、神奈川県も一望できる場所です。

車で訪れる場合は等々力不動尊に駐車場があり、参拝者は無料で利用ができます。世田谷区の等々力出張所や等々力商店街のお店には、等々力渓谷保存会が発行している等々力渓谷ガイドブックも置いてあります(入手は100円以上の協力金で)。

住所:東京都世田谷区等々力1-22、2-37~38
郵便番号:158-0082
鉄道1:東急大井町線 等々力駅 徒歩3分
バス1:東急バス 等々力駅入口 徒歩3分
バス2:東急バス 等々力商店街 徒歩3分
バス3:東急バス 等々力 徒歩4分
スポット名:等々力渓谷
よみがな:とどろきけいこく
料金:無料
定休日:なし
駐車場:無し(付近の等々力不動尊にはあり)

Additional Features

ホームページ

http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/106/149/641/644/d00039481.html

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