Browse By

世田谷区の観光スポット10選

公開日:2022年6月7日

住宅街が広がる世田谷区。「観光地」としてのイメージはあまりないかもしれませんが、区では世田谷区産業振興計画(2019年度~2021年度)の中で「まちなか観光の活性化」や「世田谷観光プロモーションの強化」などもかかげ、観光にも力を入れていました。

新宿や渋谷といった大都市圏に近い一方で、都会とは思えない自然が残る場所もあります。ショッピングスポットもあれば、歴史や文化スポットも存在しています。

そんな世田谷の観光スポットの中から、おすすめの10選を紹介します。

1. 等々力渓谷

ゴルフ橋

入り口のゴルフ橋

1カ所目は、東京23区唯一の渓谷として知られる「等々力渓谷」です。区内で唯一、東京都指定の「名勝」に選ばれており、都会とは思えない自然の中でゆっくりと散策したいときには、おすすめのスポットです。

近くには環八や東急大井町線が通り、まさに都市のまっただ中にもありながらも、渓谷に降りるとまるで別世界のような場所となっています。夏でも涼しさが残るこの場所は都会のオアシスとも言われます。

渓谷は等々力渓谷公園として整備されており、全長約1キロほどの長さと、散歩するにはちょうど良い距離となっています。入場料なども不要で、途中には、都指定の史跡である「横穴古墳」もあり寄り道も出来ます。

渓谷の下流部分には「等々力不動」があり、春は桜、秋には紅葉の名所としても知られています。不動の瀧やお茶休憩ができる「雪月花」もあり、渓谷を歩いた後の一休みの場所でもあります。

また等々力不動からもう少しだけ足を伸ばした対岸側には、日本庭園・書院があります。こちらは著名な造園家の飯田十基によるもので、その代表作の1つとなっています。

施設名称 等々力渓谷(とどろきけいこく)
住所 東京都世田谷区等々力1丁目22、2丁目37~38など(等々力渓谷公園)
アクセス 東急・大井町線「等々力駅」徒歩3分
東急バス・都営バス「等々力」徒歩5分
料金 入場無料
開館時間
休館日
詳細 世田谷渓谷の詳細はこちら

2. 世田谷美術館

世田谷美術館

著名な美術家も多く住んだ世田谷という土地柄も活かして、1986年に開館したのが世田谷美術館です。国内外から約1万6,000点の美術作品を収集しており、芸術好きにはおすすめのスポットです。

展示は、美術館の収蔵品を展示する「コレクション展」も行なわれていますが、約2カ月毎に内容が入れ替えられる「企画展」がメインとなります。

企画展は、世田谷美術館のコレクションではなく、それぞれの回ごとにテーマが設定されており、それに合わせた作品が国内外から集められます。全国各地の美術館との巡回展示で行なわれるものも少なくありません。

企画展の入場には別途料金が必要ですが、全国的に宣伝されているものもあり、こちらを目当てに訪れるのも良いでしょう。企画展などに関連した講演会やワークショップなども定期的に行なわれています。

館内には、展示室の他にアートライブラリーやミュージアムショップもあり、こちらは入館料不要で入ることが出来ます。レストラン「ル・ジャルダン」とカフェ「SeTaBi Café」もあり、レストラン・カフェのみの利用も可能です。

また、世田谷美術館は都立砧公園の一角にあります。砧公園は桜の名所や、星空スポットとしても知られており、大きな芝生広場もあるなど、緑に囲まれた美術館であることも特徴です。小さな吊り橋もあったりするため、美術館を訪れたついでに、公園内をゆっくりと散策するのも良いかもしれません。

施設名称 世田谷美術館(せたがやびじゅつかん)
住所 東京都世田谷区砧公園1-2
アクセス 東急・田園都市線「用賀駅」徒歩17分
東急バス「美術館」徒歩3分
東急バス「美術館入口」徒歩5分
小田急バス「砧町」徒歩10分
料金 ミュージアムコレクション: 一般200円/大高生150円/中小生・65歳以上100円
企画展: 内容により異なる
開館時間 10:00 – 18:00
休館日 月曜日(祝休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
詳細 世田美術館の詳細はこちら

3. キャロットタワー(スカイキャロット展望ロビー)

キャロットタワー

高層ビルが多くはない世田谷で、その数少ない1つがキャロットタワーです。三軒茶屋は区内でも有数の商業地ですが、その再開発に合わせて1996年に完成したビルで、三軒茶屋のシンボル的存在でもあります。日本夜景遺産にも登録されています。

地上27階、地下5階建てとなっており、26階は展望ロビーとして無料公開されています。地上126メートルのフロアからは、付近に高層ビルも無いことから世田谷を一望でき、季節や天候によっては富士山まで見渡せます。二子玉川や用賀の高層ビルを除けば他にタワー的な存在もない世田谷では、一般公開されている唯一とも言える展望スポットです。

夜間も23時まで営業しているため、東京タワーなど都心方面の夜景も楽しめます。カフェとレストランも併設されており、食事を取りながらゆっくりと景色を楽しむことも出来ます。

3階~5階には区の文化生活情報センター「生活工房」が入っており、ギャラリーとワークショップルームでは、デザインやアートなどの展示会やワークショップが定期的に行なわれています。基本的には無料で行なわれているため、時間が空いたついでや、待ち合わせの合間に立ち寄ることも出来ます。

3階には公共劇場の「世田谷パブリックシアター」もあり、舞台演劇のための約600席を持つ主劇場と、東急・世田谷線の三軒茶屋駅横にある小規模な劇場「シアタートラム」(225席)では、毎日公演が行なわれています。

また東急・三軒茶屋駅にも直結しており、渋谷までは電車で2駅5分というアクセスが良いスポットでもあります。

施設名称 キャロットタワー
住所 東京都世田谷区太子堂4-1-1
アクセス 東急・世田谷線「三軒茶屋駅」徒歩1分
東急・田園都市線「三軒茶屋駅」徒歩3分
東急・小田急バス「三軒茶屋」徒歩2分
料金 入場無料
開館時間 展望ロビー: 9:30 – 23:00
休館日 第2水曜日、年末年始
詳細 スカイキャロット展望ロビーの詳細はこちら

4. 下北沢

下北沢と次に紹介する二子玉川は世田谷の「ショッピングスポット」と言えます。二子玉川が大きなショッピングセンターを中心としているのに対して、下北沢は、「サブカルの街」「古着の街」「音楽の街」「映画の街」「カレーの街」など様々な側面を持ちます。最近では、小田急と京王の再開発により、新たなスポットも続々と誕生しています。

小田急・京王の下北沢駅を中心に、「下北沢一番街商店街」「しもきた商店街」「下北沢南口商店街」「下北沢東会・あずま通り商店街」と複数の商店街が広がっており、その規模は区内でも最大級です。多くのお店が集まっていますが、「古着の街」としての古着屋や、「音楽の街」としての楽器屋、アンティークショップなど、特徴的なお店も多くあります。

下北沢タウンホールを含め、10を超える劇場が集まっているのも、下北沢の見所です。冬に行なわれる「下北沢演劇祭」、夏に行なわれる「下北沢音楽祭」、秋に行なわれる「下北沢映画祭」と、街全体を会場としたイベントも多く開かれています。

ここ数年は、小田急と京王の地下化・高架化により、再開発で街の見た目も大きく変わっています。小田急側では、東下北沢~世田谷代田の線路跡を利用した「下北線路街」、京王側では高架下を利用して作られた「ミカン下北」が開業。いずれも複数の街区から構成されており、商業施設から文化施設、宿泊施設まで、様々な施設が入っています。

毎年秋には「下北沢カレーフェスティバル」も開かれており、100を超えるカレー屋が集まるのも下北沢の特徴で、色々なカレーの味を楽しむことが出来ます。

施設名称 下北沢(しもきたざわ)
住所 東京都世田谷区北沢
アクセス 小田急・小田原線/京王・井の頭線「下北沢駅」
料金
開館時間
休館日
詳細

5. 二子玉川

下北沢と並ぶ世田谷のショッピングスポットが二子玉川です。下北沢が街全体で様々な商店が集まるのに対して、二子玉川は、「玉川高島屋S・C」と「二子玉川ライズ」という2つの大きなショッピングセンターが核となります。

玉川高島屋S・Cは、開業が1969年までさかのぼる百貨店であり、日本初の郊外型ショッピングセンターとも言われています。地下1階地上6階の本館と、地下1階地上11階の南館を中心に、西館、東館、ガーデンアイランド、ケヤキコート、マロニエコート、花みず木コート、アイビーズプレイス、タワーパーキングと複数の建物からなります。核店舗の百貨店「高島屋玉川店」に加え、100以上の専門店が入り、区内でも有数のショッピングスポットとなります。

かつては「二子玉川園」「二子玉川タイムスパーク」といったテーマパークがあり、昔から行楽地となっていた二子玉川ですが、再開発によりその跡地に高層ビルと共に誕生したのが「二子玉川ライズ」です。二子玉川ライズ自体は、ショッピング施設だけで無く、オフィスや高層マンション、ホテル、医療施設、保育園なども含む1つの「タウン」を形成しています。主なエリアは、二子玉川ライズ「ショッピングセンター」「ドッグウッドプラザ」「バーズモール」「プラザモール」「オフィス」「タワー&レジデンス」に分かれています。

ショッピングのメインとなるのは、4つの建物からなり約180の店舗が集まる「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」で、ファッションからグルメ、映画館まで揃っています。中央の広場などでは定期的にイベントも開催されており、冬にはアイススケートリンクも設置されるなど、1年を通して様々な楽しみ方が出来る場所となっています。

二子玉川は再開発で高層ビルも建ち並ぶようになりましたが、すぐ近くを多摩川が流れており、その川岸には二子玉川公園などの大きな公園も広がっているなど、緑も多く残る場所です。二子玉川公園は大きな広場の他に日本庭園やスターバックスなどもあり、ゆっくりと散策を楽しむことが出来る場所です。

施設名称 二子玉川(ふたこたまがわ)
住所 東京都世田谷区玉川
アクセス 東急・田園都市線/大井町線「二子玉川駅」
料金
開館時間
休館日
詳細

6. 豪徳寺

ショッピングスポットの次は、歴史スポットを2カ所紹介します。曹洞宗のお寺である豪徳寺は、「招き猫発祥の地」とも言われており、世田谷区内では最も有名なお寺の1つです。寺周辺の地名も、豪徳寺となっています。

歴史スポットと言うよりは、招き猫のお寺というイメージが強いかも知れませんが、正式名称は大谿山 豪徳寺と言い、江戸幕府の譜代大名である彦根藩主・井伊家の江戸における菩提寺でした。その起源は1480年に創立された「弘徳院」となり、1633年に世田谷が彦根藩の所有地となった後、井伊家の江戸菩提寺となりました。彦根藩の2代藩主で、江戸幕府の宿老を務めた井伊直孝の法号から「豪徳寺」に改称されたという歴史を持ちます。

井伊家ゆかりの寺として歴代藩主の墓も複数あり、幕末に安政の大獄を主導したため暗殺された井伊直弼の墓は、国の史跡に指定されています。

井伊家の菩提寺として歴史的にも貴重なお寺でありますが、前述の通り「招き猫」のお寺としてのイメージが知られており、境内には数千体にもなる多数の招き猫があります。これを目当てに国内外から訪れる人がたくさんいます。もちろん境内でも招き猫を購入することが出来、いろいろなサイズの招き猫が販売されています。

歴史好きには、井伊直弼の墓があることから、次に紹介する松陰神社と共に幕末の歴史スポットとなります。

施設名称 大谿山 豪徳寺(だいけいざん ごうとくじ)
住所 東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
アクセス 東急・世田谷線「宮の坂駅」徒歩5分
小田急・小田原線「豪徳寺駅」徒歩15分
料金 入場無料
拝観時間 6:00 – 18:00(3月下旬〜)
6:00 – 17:00(9月下旬〜)
休館日
詳細 豪徳寺の詳細はこちら

7. 松陰神社

幕末の思想家・吉田松陰を祀るのが松陰神社です。吉田松陰は「松下村塾」で指導し、伊藤博文、高杉晋作、山縣有朋など幕末~明治維新で活躍した多数の門下生を輩出したことで知られています。前述の豪徳寺に墓がある井伊直弼の安政の大獄により刑死した吉田松陰ですが、その墓があるのは、豪徳寺から徒歩の15分ほど松陰神社というのも、歴史を感じさせるものかもしれません。

松陰神社は、吉田松陰が刑死した4年後の1863年に、高杉晋作や伊藤博文らの手によって、元々長州毛利藩主の別邸があったこの地に松陰が改葬されたことが由来となります。その後、1882年に門下生達により社が築かれました。現在は「学問の神」として知られる神社です。境内には、吉田松陰の墓や像の他、松下村塾を再現した建物もあります。

また、松陰神社は吉田松陰の実家があった山口県萩市にもあり、その縁から世田谷区と萩市は友好都市提携を行なっています。世田谷の松陰神社を中心として、毎年「萩・世田谷幕末維新祭り」も行なわれています。ここ数年は新型コロナの影響で中止となっていますが、開催時には奇兵隊パレードも見所のお祭りです。

なお松陰神社の隣接地には、長州藩出身で日露戦争時の内閣総理大臣であり、安倍晋三元首相以前の歴代最多在職日数記録を持っていた、桂太郎の墓もあります。

施設名称 松陰神社(しょういんじんじゃ)
住所 東京都世田谷区若林4-35-1
アクセス 東急・世田谷線「松陰神社前駅」徒歩3分
東急バス「世田谷区民会館」徒歩4分
東急バス・小田急バス「松陰神社前」徒歩7分
料金
開門時間 7:00 – 17:00
休館日
詳細 松陰神社の詳細はこちら

8. 五島美術館

続いては美術スポットを2つ、紹介します。五島美術館は、東急の創業者・五島慶太が収集したコレクションを保管・展示する美術館です。静嘉堂文庫美術館が移転したため、世田谷区内では唯一国宝を収蔵・展示する美術館となっています。

収蔵品は、国宝5点、重要文化財50件を含む約5000件に及びます。また国宝3件、重要文化財33件を含む約2万5千冊を収蔵する大東急記念文庫も併設しています。

日本と東洋の美術品に幅広く及び、国宝には「源氏物語絵巻」「紫式部日記絵巻」等があります。大東急記念文庫も日本有数の特殊文庫として、国内外の様々な分野の研究者に利用されています。展示は常設ではなく、企画展が1~2カ月毎に入れ替えで行なわれており、年間のスケジュールはホームページで公開されています。

収蔵品だけでなく、約6000坪の敷地・庭園も見所です。季節毎の多彩な木々や花々を楽しめ、邸内には非公開ですが茶室も2つあり、茶会などに利用されています。美術館(本館)自体は、建築家・吉田五十八の代表作の1つであり、1961年に第2回建築業協会賞を受賞。2012年に大規模改修を行なった後、翌年にグッドデザイン賞を受賞しており、国の登録有形文化財にもなっています。

先に紹介した世田谷美術館は近現代の美術品を収集しており、展示会も近現代に焦点が当てられているのに対し、五島美術館は近代だけでなく古典美術品も紹介しています。その時々の企画展により異なった時代に焦点が当てられるため、お目当ての時期に訪れるのも良いかもしれません。

施設名称 五島美術館(ごとうびじゅつかん)
住所 東京都世田谷区上野毛3-9-25
アクセス 東急・大井町線「上野毛駅」徒歩5分
料金 一般: 1,000円/高・大学生: 700円/中学生以下: 無料(特別展は別途)
開門時間 10:00 – 17:00
休館日 毎月曜日(祝休日の場合は翌平日)、展示替期間、夏期整備期間、年末年始
詳細 五島美術館の詳細はこちら

9. 長谷川町子美術館・長谷川町子記念館

サザエさんの作家として知られる長谷川町子と、その姉・長谷川毬子が収集した美術品・工芸品を展示するため、1985年に「長谷川美術館」として開館した美術館です。長谷川町子の死後、「長谷川町子美術館」と改名しました。姉妹の収集品は、日本画・洋画・工芸品・彫塑の総数788点となり、定期的に展覧会を行い展示品を入れ替えています。

長谷川町子はサザエさんの作家として知られており、美術館がある桜新町もサザエさん通りがあるなど「サザエさんの街」ですが、美術館自体は元々長谷川姉妹の収集品を展示するために建てられたため、長谷川町子の作品自体とは関係がありませんでした。ただ、開館後にファンからの要望もあり、2階の一角に「アニメの部屋」が設けられ、漫画原画や陶人形など作品関連の展示も行なわれるようになりました。

そして長谷川町子生誕100年となる2020年に、美術館の向かいの場所に美術館分館となる「長谷川町子記念館」がオープンしました。2階建ての建物は美術館よりも大きく、常設の展示スペースも設けられ、1階は「町子の作品」2階は「町子の生涯」として、サザエさんをはじめとする長谷川町子の作品の紹介や、原画・写真などその歩みに関する資料も展示されています。

定期的に内容を入れ替え行なわれる展覧会は、美術館では「コレクション展」として美術館の収蔵品を紹介し、記念館では「企画展」として長谷川町子作品に関連する展示が行なわれています。毎年秋~冬には恒例となっている「アニメサザエさん展」が開催され、サザエさん作品をたっぷりと楽しめる期間ともなります。

サザエさんの美術館ではありませんが、記念館もオープンしたことから長谷川町子作品をより楽しめる場所となりました。また桜新町はサザエさん一家の銅像をはじめ、街の至る所にサザエさん関連のものがあるため、サザエさん好きにとっては1度は訪れたい場所ではあります。

施設名称 長谷川町子美術館・長谷川町子記念館(はせがわまちこびじゅつかん・はせがわまちこきねんかん)
住所 東京都世田谷区桜新町1-30-6
アクセス 東急・田園都市線「桜新町駅」徒歩7分
東急バス「桜新町1丁目」徒歩1分
料金 一般: 900円/65歳以上: 800円/高・大学生: 500円/小・中学生: 400円
※美術館・記念館両方の入館が可能
開門時間 10:00 – 17:00
休館日 毎月曜日(祝休日の場合は翌平日)、展示替期間、年末年始
詳細 長谷川町子美術館の詳細はこちら

10. 駒沢オリンピック公園

駒沢公園の紅葉

最後は、世田谷区内で最も大きな公園である都立・駒沢オリンピック公園です(一部は目黒区ですが)。1964年に行なわれた東京オリンピックの第2会場であり、様々なスポーツ関連施設が集まります。

世田谷区内の公園と言えば、世田谷美術館と共に紹介した砧公園も大きな公園として知られていますが、砧公園は芝生広場などが広がり、建物は売店やトイレ以外はほぼありません。一方駒沢オリンピック公園は、陸上競技場や体育館、トレーニングルームなど、スポーツ関連の施設が色々とあり、スポーツをしたいならこちらとなります。ただ砧公園は、隣に大蔵運動公園もあるため、運動したい場合はこちらも利用できます。

駒沢オリンピック公園には他にも、「東京オリンピックメモリアルギャラリー」があり、1964年の東京オリンピック関連を中心とした展示が行なわれています。「スピードガンによるスピード測定」「用具の重さや高さの実感」など、スポーツを体感・実感できる展示もあります。

園内には1周約2kmのジョギングコースとサイクリングコースもあり、ジョギングをしている人も多く見かけます。サイクリングコースの他にも、幼児が自転車練習出来るチリリン広場(3歳未満)とチリリンコース(4~6歳)があり、それぞれ練習用の自転車を借りることが出来ます(1時間100円)。ファミリー向けの4輪自転車の貸出(2周210円)も可能で、ファミリーコースで楽しめます。なお、サイクリングコース向けの2人乗り自転車の貸出は現在停止されています。

スポーツ施設が集まるため、スポーツイベントも多く開かれています。スポーツ好きのスポットとしては、区内でも最も充実した場所となっています。

施設名称 駒沢オリンピック公園(こまざわおりんぴっくこうえん)
住所 東京都世田谷区駒沢公園1-1
アクセス 東急・田園都市線「駒沢大学駅」徒歩15分
東急バス「駒沢公園東口」「東京医療センター前」「駒沢公園西口」徒歩1分
料金
開門時間
休館日
詳細 駒沢オリンピック公園の詳細はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です