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続・セタガヤママ小さなメディアの40年

公開日：2023年1月31日　最終更新日：2023年2月1日

日時
2023年01月31日 - 2023年04月23日
9:00 - 21:00

カテゴリー

生活工房ギャラリーでの展示です。マンションの一室から出発した「ママ」たちの冒険と、その「続き」の展示です。

「セタガヤママ」は、1982年に世田谷区経堂にオープンした雑貨店です。店主の名前は大橋正子。住宅街の中でひときわ目立ったピンクと黄色の窓は建築家・石山修武が、ロゴはデザイナーの平野甲賀が手がけました。

ここでは、イラストレーター・柳生弦一郎の「ぬりえ」の出版や、小さなラジオ放送（ミニFM）、貸本など、様々な活動が行われてきました。

今回の展示は、この「セタガヤママ」を中心として、子育て中の女性たちが試みた「生活の実験」を紹介する初の場となります。

1979年に平野公子が自宅マンションを開放した文庫「子どもザウルス」、そこで出会った主婦たちが公園や友人宅で展開した「あめの会」、その活動や日々のことを綴った「あめの会通信」等々。

会場では、当時のミニコミや写真、平野甲賀のグラフィックなどといった貴重な作品から、現在も続いている田上正子の「あめつうしん」まで、約40年分の資料が紹介されます。

「セタガヤママ」周辺で育った子どもたちが当時を振り返ったエッセイや、常連の絵本作家・石津ちひろが書き下ろした詩も紹介されます。

関連イベントとして、「おはなしとおにんぎょう　はじめてのともだち」（2月4日11:00～、14:00～。定員50名。料金500円、幼児～）がセミナールームで開催されます。